教員ブログ

♪キタキツネ♪

  • 医療福祉学科
  • 2017年9月6日

実家がある北海道の富良野に帰省した時だった。

クルマを走らせていると道路の脇から、キタキツネが顔を出した。
この春に生まれた子どものキタキツネとその母親の姿…
母親は毛が抜け変わる時期のようであったが、子どものキツネはまだ子犬のようなかわいい目をしていた。(つい触れてみたい気持ちになった)

クルマの中からであるが、「ずいぶん人になれているなぁ…」という思いながら、かわいさに癒されシャッターを押した。
しかし、静岡に戻りテレビのニュースでは、北海道のキタキツネの数が増え、キタキツネから感染するエキノコックス(人間の肝臓に寄生)が問題視されていた。そういえば数十年もの前から指摘されていた感染である。観光客がかわいさについ食べ物やお菓子をあげてしまう。そのことをキタキツネが学習してしまい、私のクルマからずっと離れなかったのは、あの子どものキツネも食べ物を期待していたのだろう。

「良かれ」と思ってした行為が、結果的に「大きなお世話」になってしまう。福祉の相談援助も同様であり、相手にとって「良かれ」と考えて制度やサービスを駆使しても、障がいを持つ方々の想いとは違ってしまえば、社会復帰や自立に結びつかないことも多々ある。

かわいいキタキツネから私たち援助職としての「初心」を教えられた一場面であった。

(医療福祉学科 長坂和則)

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韓国ケアマネジメント学会会長を終え

  • 医療福祉学科
  • 2017年8月31日

多くの方々と学会会員の助けを借りて、2年間の学会会長を無事に終えて名誉会長になりました。
その2年間を振り返ってみると、忙しいながらも多くの出来事がありました。しかし、力が足りなくて、達成でながったことも多くあります。

活動の成果として、『ケアマネジメント研究』という論文集を8冊発行しました。また、4回の学術大会を開催しました。
 
さらに、2016年12月には、日本のケアマネジメント学会とMOU(学術交流協定)を締結しました。
この協定は、日本ケアマネジメント学会と韓国ケアマネジメント学会が、両学会の相互信頼に基づき、学術·教育研修交流を促進し、相互の利益と発展を図ることを目的とするものです。

1. 両学会は、学術·教育·研修交流を推進するため、次に列挙する事業を行う。
1) 学会相互の参加交流
2) 学会員の研修交流
3) 共同研究事業
4) 学術資料、学会誌などの学術情報の交換
5) それ以外の国際交流事業

2. 本協定に基づき実施される各活動は、両学会の自主性を尊重することを基本に、その都度充分な協議を行うものとする。

3. 両学会は、本協定に基づき実施される活動については必要な限り便宜を提供するように努める。

4. 協定は 両学会の代表者が署名した日から5年間効力を発揮する。

5. 本協定の内容は、両学会の合意によって改訂することができる。

6. 本協定は、 両学会のどちらかの一方より、有効期限6ヶ月前までに協定廃止に関して書面による申し出がない限り、以後、5年間自動的に更新されるものとする。

7. 本協定書は、日本語と韓国語により各2部作成し、両文書は等しく正文とする。

8. 本協定書は、 両学会が日本語と韓国語のものを各1部ずつ保管することであります。

達成できなかったこととして、ケアマネジャーを国家の資格にすることがあります。これに関しては、現在の国会議員や保健福祉部の職員と法制化に関して協議を続けています。
 
(医療福祉学科  張昌鎬)

MOU協定書
MOU協定書

来賓と執行委員
来賓と執行役員

日本ケアマネジメント学会会長とMOU締結
日本ケアマネジメント学会会長とMOU締結

日本ケアマネジメント学会会長とMOU締結 経緯を説明
日本ケアマネジメント学会会長とMOU締結 経緯を説明

会長挨拶
会長挨拶

功労賞受賞
功労賞受賞

Pepperくんとイザベル

  • 医療福祉学科
  • 2017年7月19日

卒業研究恒例の「盲導犬の里 富士ハーネス」に行くと今年はPepperくんが職員として働いていました。

写真1 (1)

施設見学よりPepperくんと話している時間のほうが長くなってしまいそうですが、今年の学生は盲導犬デモンストレーションで話していた内容が印象的だったようです。
街で盲導犬を見かけたときは、「声をかけたり、触ったりしないでください」ということはよく耳にしますが、「目を合わせない」ということも大切です。外でハーネス(https://www.moudouken.net/knowledge/)をつけているとき、盲導犬は仕事中ですが、見つめられると人が大好きな盲導犬は意識が人のほうに向いてしまうそうです。

写真2 (1)
PR犬「イザベル」

今年は8月27日(日)のオープンキャンパス(http://www.suw.ac.jp/examination/opencampus.html)にも盲導犬が来ます。ぜひお越しください。

日本盲導犬総合センター「盲導犬の里 富士ハーネス」
http://www.fuji-harness.net/
富士ハーネスは日本で唯一の常時見学可能な盲導犬訓練施設です。皆さんも一度訪れてみてはいかがでしょう。イベントボランティアや飼育ボランティア(http://www.fuji-harness.net/volunteer/)などを募集しています!将来はパピーウォーカーをしたいですね。

(医療福祉学科 鈴木政史)

優しい先生と優しい学生

  • 医療福祉学科
  • 2017年6月22日

本格的に雨が降り出し、梅雨らしくなってきましたね。梅雨明けが待ち遠しいです。

さて、私は幼い頃から野球が好きなのですが、最近うれしいことが2つありました。野球が好きな先生方や学生と野球の話をよくするのですが、先生と学生から野球グッズとお菓子をいただきました。

まず、こちらは先生より、タオルをいただきました。

写真① (1)

息子さんがこの高校の野球部に所属しています。甲子園出場もあり、プロ野球選手も輩出している高校です。高校関係者しか手に入らない貴重なものなので、本当にありがたいです。今年の夏はこの高校を応援します。

次に、こちらは学生が野球観戦のお土産としてくれました。

写真② (1)

横浜DeNAべイスターズのお菓子です。これも珍しいものなのでとてもうれしかったです。
「しかし・・・、学生よ、私はジャイアンツファンだ!!」笑

こんな優しい先生と優しい学生がいるのが静岡福祉大学です。是非、一度オープンキャンパスに足をお運びください。

(医療福祉学科 小林哲也)

中庭に別れを告げる時

  • 医療福祉学科
  • 2017年3月28日

今年度で定年を迎え、桜の花が咲き始める頃、本学を退職いたします。平成16年の開学からですので、静岡福祉大学の歴史が刻まれていくプロセスを歩んできた13年間でした。振り返れば、長いような短いような年月です。その年月を彩ってくれたのがキャンパスの中庭でした。始めてキャンパスを訪れた時、桜の花の形(当時は星型と思っていました)をした花壇を真ん中に緩やかな起伏の丘の間を抜けるように道が続く中庭に惹かれました。幸運にも研究棟の2階にある私の研究室の窓は中庭に面していて、朝日に輝く花壇、風の行き交う丘の上の大木、夕映えに包まれていく曲がりくねる道・・・四季折々の中庭の表情を大いに楽しむことができました。福祉創造館が建つ前は中庭から富士山を見ることもできました。

中庭から富士山が見えました。懐かしい風景です。
写真1

私は情報関連の授業を担当する教員として就任しましたが、平成21年度からは診療情報管理士養成科目も担当することになり、それまで経験したことのない病院実習の巡回も行いました。新たな自分を発見する機会でもありました。教員生活最後の1年間は、焼津市と本学の包括連携事業の一環として「地域の小さな居場所」という企画を実践されている先生のお手伝いをさせていただき、多くのことを学ばせていただきました。福祉の大学の教員として地域の活動に参加させていただいたことに感謝しています。さらに2月に開催された「地域の小さな居場所」の報告会では、その活動に参加し支援して下さった地域の皆様や信頼する同僚の先生方、懐かしい卒業生などに囲まれて、大学教員として最後のお話をすることができ、この上ない幸せでした。

“贈る言葉”のメロディーが流れる中、素敵な花束をいただきました!
写真2
※以下のURLにアクセスして「地域の小さな居場所」の軌跡をぜひご覧ください。

https://www.facebook.com/chiikinochiisanaibasho/?ref=page_internal

13年間の思い出が詰まった研究室の掃除が終わり、窓から見下ろす中庭はあいにくの雨でした。富士山が見える辺りに建つ福祉創造館には灯りが点っていました。キャンパスに桜が咲き誇る頃、新入生を迎えた中庭を思い浮かべながら、私も新たな一歩を踏み出します。

   人はみななにかにはげみ初桜 深見けん二

静岡福祉大学の教員として関わらせていただいた皆様に感謝し、ご健康とお幸せを願いつつ、お別れいたします。

(医療福祉学科 加藤あけみ)

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