教員ブログ

in 京都

  • 健康福祉学科
  • 2014年12月16日

「第21回日本介護福祉士会全国大会inきょうと」に12日-13日の二日間、参加
してきました。

新井2014①

大会テーマは「介護福祉士 考える力 表現する力 つなぐ力」~古都から発信 も
って帰っておくれやす~。
基調講演から始まり、記念講演、分科会、座談会と盛りだくさんのプログラムでした。
記念講演では、京都花街の基礎知識からおもてなしの技「座持ち」のお話し、「一見さ
んお断り」の合理性など、“介護とは関係のないこと”かと思いきや、介護サービスと
関連する事柄が多く、京都の奥深さを改めて学んだとともに介護のあり方も考えた講
演でした。

全国大会後は、友人と“ちょっとだけ”京都観光にも出かけてきました。

新井2014②

紅葉の時期は過ぎていましたが、名残惜しむかのように赤い葉もありました。

新井2014③

来年の「第22回日本介護福祉士会全国大会」は三重県での開催です。
(健康福祉学科 新井恵子)

焼津市ふれあいまつり

  • 医療福祉学科
  • 2014年12月15日

 去る10月19日、焼津市で開かれた第33回「福祉まつり『ふれあい広場』」に地域交
流センター学生スタッフと卒研Ⅰを受講する髙橋クラスの学生4人と参加しました。会
場は焼津市福祉総合センター。当日の参加は82団体から1,322人、来場者は約5,500人
という大きなイベントです。
 焼津市では、昭和57年から焼津市「福祉を育てる市民運動」推進協議会が主体とな
り、「ふれあい広場」を実施しています。その目的は「明るい住みよい焼津市を築くため
に、市民一人一人が福祉に関心と理解を持つことが大切であり、子供からお年寄り、障
害のある人もそうでない人も『共に生きている』ということを、考え、参加し、再確認
することによって、誰もが持っている思いやりの心育む場」としています。
 静岡福祉大学は焼津市に根を下ろし今年で10周年を迎え、福祉を学ぶ学生の皆さん
は焼津市民として、地域社会に影響力を持つようになってきました。そういった中で、
学生のみなさん一人ひとりの学びが地元の福祉活動への積極的な参画へとつながり、焼
津市民や静岡県民の皆さんへの福祉理解のきっかけとなるなど、地域社会の変革の一翼
を担っていることを実感した1日でした。
(医療福祉学科 高橋賢充)

高橋2014①
出張寺子屋。ストラックアウトや色々なゲームで子どもたちと楽しみました。

高橋2014②
子どもたちに紙芝居の読み聞かせをしました。

Aging:加齢と老化

  • 福祉心理学科
  • 2014年12月3日

 年をとるにつれて,心身にさまざまな変化が起こってきます。これは「加齢」と
よばれています。英語のagingの訳語です。それに対して,どちらかというと生物
学的なネガティブな変化も「老化」とよばれます。これも英語のagingの訳語です。
つまり,agingの訳語には,「加齢」とネガティブなニュアンスを含む「老化」の2
つがあります。
 これとおなじように,高齢者のよびかたとして,「老人」という言葉はネガティ
ブな意味合いがあることから,「高齢者」という言葉の方が多く用いられています。
 この加齢に関して,心理学的には,「個人間」および「個人内」の加齢の影響の
差異が大きいということも注意が必要です。前者の「個人間」の差異とは,個人個
人によって加齢の影響が異なっているということです。
 たとえば,老眼のために眼鏡が必要な人もいれば,依然として視力が衰えていな
い人もいるということです。後者の「個人内」の差異というのは,1人の人間の中
で感覚器官などの違いによって加齢の影響が一様ではないということです。たとえ
ば,目は衰えているが,耳は依然健常であるということです。
 このように,とりわけ高齢期では心理学的にも,個人個人によって,さらには個
人のなかでも加齢の程度が大きく異なることを理解しておく必要があると考えます。
(福祉心理学科 石原 治)

クリぼっち

  • 福祉心理学科
  • 2014年11月27日

 現代社会や若者気質の学びの材料のとして学生に時事川柳を作ってもらう講義も2014年
で10年目になった。前期は現代文化論、後期は現代社会論と題した講義に、毎回100名前
後の受講生が参加してくれた。そのすべての時事川柳を残しておかなかったことを、少し残
念に思っているが、あるいは当時のプリントそのものを持っている卒業生もいるかもしれな
い。
 この講義を通じて、私も若者言葉やその背景にある若者の心やおかれている環境などにつ
いて、私なりに感じることが多かった。とくに毎回、頻出する意味不明の若者言葉には苦労
されられながらも、その独自の文化性に感心したりしたものである。今はほぼ普遍化した「厨
二病」、「JK」など、はじめは「なんだこりゃ!」と思ったものだった。今でも、衰えること
なく「ツムツム」だの、「積みゲー」だの、60過ぎの教員には想像もできない単語が噴出し
ている。「達筆な」学生が多いために読めないときもあり、「7りぼっち」など、見当もつか
なかった。ネットとはありがたいもので、「ぼっち」で検索すると「クリぼっち」という単語
がある。「クリスマスひとりぼっち」というのだ。学生の川柳に「クリスマスバイトを入れて
知らん顔」というのもあって、今やクリスマスは一人でいるが辛い時代なのだ。「クリぼっち」
という言葉が、社会にいつまで残るかわからないが、私には現代の若者の心の表現する哀し
いけれど新鮮な一語として響いた。
 年末ということで、受講生たちの「今年の漢字」「今年の流行語」も集めてみた。「今年の
漢字」は、以下のように学年別にしてみた(数字は複数の回答のナンバー)。「悩」は全学年
にあった。新、笑が1年生に多かった。学生自身のコメントもあったので、そのまま載せて
おく。【4年生以上(社会人ふくむ)】進・再・飛・動・悩1・暴(今年は台風、雨の他災害
の多い年だった)・変1(変化が多かったということで…)・忙1(就職がありとにかく忙し
い一年でした)・疲1(実習もあったし、終わったと思ったら国試やら卒論やら、でもバイト
しなきゃというかんじだったので、疲れてます)【3年生】寒・新1・改・風1・熱・楽1・
働1・変2・悩2・腰・斑・増・恋♡・自(つらい時[学校や実習]、楽しい時、どんな時も自
分を信じて生活してきました)・苦(実習の思い出が大きかった)・嫌(韓国を嫌がる本、嫌
韓本が大ヒットしたから)・疲2(隣国の事や、不祥事、増税などとにかく日本が疲れることが
多かった)【2年生】庭・勝・心・支・涙・始・悲・保・無・謎・現・喜・難・七・風2・変
3・悩3・働2・3・楽2【1年生】希・富・友・大・成・税・乱・絶・寝・幸・虚・楽3・終
1・2・3・耐1・2・忙2・働4・悩4・5・笑1・2・3・新2・3・4・5・新6(新しいことが
たくさんだから)・生(生きる意味を見つけたから)・揺(いろいろと波乱があった)。
 今年の「流行語」は、以下の通り。11点 ダメよ~ダメダメ(嫌い1ふくむ):11点 あ
りのままで(レリゴー):9点 STAP細胞はあります:6点 号泣会見:6点 妖怪ウォッチ:2
点 危険ドラッグ:2点 ゴーストライター:2点 ユズリスト:以下1点は、ごきげんよう:時間足り
ないんだけど!:責任取って帰ります:勝てない相手はもういない:今目の前にあることを
頑張れないやつが何頑張れんだ:カープ女子:リトル本田:昼顔:エボラ:ぷそ:めばえっ!:下
手(しもて):せやな:それな:さすがやー!:よーでる:ミドリムシ:セカオワ:嫌韓:艦これ:
しゅーとゅー:増殖してる:道重卒業:モードMIX:モノトーンコーデ:二刀流:ふなっしー:団
結:今でしょ:おもてなし。(去年のもあるのはなぜだろうか?)
どちらかといえば本学学生の漢字や流行語は、あまり政治色がない。これは本学に限ら
ないのだろうが、以下の時事川柳が、学生の心を語っているのかもしれない。「ついていけ
ないどうなってんだ政治面」「20になり戸惑うばかりだ選挙権」「政治はいつになったら落
ちつくの?」「消費税伸ばした先に幸あるの」。社会が変なのか、若者が変なのか、簡単に
は線引きができない。
(福祉心理学科 小田部雄次)

空港の福祉的対応について

  • 医療福祉学科
  • 2014年11月19日

 「空港や航空業界で福祉的に配慮をしたサービスを行いたい」と話していた以前教
えていた学生から、数か月前、目標通りの就職が決まったとの報告を受けました。実
際、空港・航空業界でどんなサービスや配慮がなされているのか関心を持っていたと
ころ、先日、羽田空港国際線ターミナルに行く機会があったので、対象エリアは限ら
れますが、「コンシェルジュ」の方に現状についてお話を伺ってきました(保全区域内
〈手荷物検査以降〉は、各航空会社のスタッフが対応)
 羽田空港では「サービス介助士2級」(NPO「日本ケアフィットサービス協会」の
認定資格)を持つ「コンシェルジュ」と呼ばれるスタッフが国際線ターミナルだけで約
80名おり、各種案内の他、身体の不自由な方や高齢の方などに介助サービスを行って
いるそうです。また、現在、海外25都市に就航しているので、英語、中国語、韓国
語にも対応できるようにし、「すべてのお客様に安心して利用いただける」よう取り組
んでいるとのことでした。

渡辺2014⑧

渡辺2014⑦ 渡辺2014⑥

点字ガイドブックと触知フロアマップ

渡辺2014⑤ 渡辺2014④

筆談ボード・コミュニケーション支援ボード(耳や言葉が不自由な方、外国人とのコ
ミュニケーションを支援するもの)

また、一部ではありますが、国際線ターミナル内の設備を案内していただきました。

渡辺2014③

非常時にエレベーター内にある「聴覚ボタン」を押すと、エレベーター内の液晶モニ
ターに対応状況が表示される。

渡辺2014②

テレフォンセンターへつながる「インフォメーションフォン」が国際線ターミナル内
に51か所、駐車場に9か所設置されていて、困りごとに24時間対応している。

渡辺2014①

補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬)専用トイレ

特に、インフォメーションフォンや補助犬専用のトイレの設置は珍しく、補助犬専用
のトイレに至っては、日本の空港で唯一だそうです。何度も足を運んでいた空港でし
たが、これらの様々な取り組みを認識していませんでした。自分が活用する場面にな
いと、気付きにくいのかもしれません。
 「コンシェルジュ」の方の話では、年々、介助依頼の件数が増え、最近は日本人以
外の方を介助する機会も多いそうです。しかし、もっと多くの方々にこれらのサービ
スを知ってもらい、いろんな方が安心して海外に行き来できるよう活用して欲しいと
もおっしゃっていました。
 徐々に東京オリンピックに向けて街が変化していることを感じていますが、その国
際的な玄関口として期待され活気づいている羽田空港も今後どのように変わっていく
のか楽しみです。それと同時に、高齢の方や身体の不自由な方、外国の方、すべての
方々が安心して空港を利用できるように、ハード面、ソフト面、両面から配慮されて
いるとより一層感じられる空港になっていくことを期待しています。
(医療福祉学科 渡辺 央)

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