世界乳幼児精神保健学会 | 静岡福祉大学

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世界乳幼児精神保健学会

お知らせ

5月末、世界乳幼児精神保健学会15回大会に参加しました。場所はチェコのプラハでした。チェコは以前、「チェコスロバキア」という国でしたが、現在は「チェコ共和国」と「スロバキア」といった二つの国となりました。美しい古い建物が保存され、音楽が流れる芸術の街です。

徳山は、幼児と養育者のアタッチメント関係について研究しています。アタッチメント(愛着)とは、子どもが怖れなどのネガティブな情動を養育者に治めてもらい、安心感を積み重ねる経験を通して、子どもに養育者に対する信頼感が培われる関係を示します。乳幼児期に形成されるアタッチメントは生涯にわたって、人のパーソナリティや対人関係に影響を及ぼすことから、人にとってとっても重要なことなのです。参加した学会でもやはり、アタッチメントに関連する話題が多く占めており、世界の著名人らが集い、発表し、語り合いました。こういった学会で収集した情報や国内外の研究者とのネットワークを研究に活かしていくのが大学の教員の一つの役割です。また、こういった学びについて、授業や卒業研究指導を通して学生に伝え、教育することが大学教員の第一の役割です。乳幼児の精神保健関係に興味ある方は、一緒に学びましょう!

(福祉心理学科 徳山美知代)

 

プラハ城

プラハ城

国際音楽祭会場

国際音楽祭会場:市民会館

学科プログラム

学会プログラム表紙

 

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学会ポスター発表一部

 

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街で見かけた幼稚園

 

 

 

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