「地域の小さな居場所」の活動を紹介してきました(10/9) | 静岡福祉大学

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「地域の小さな居場所」の活動を紹介してきました(10/9)

お知らせ

10月9日(日)に焼津文化会館で行われた「まちづくり市民集会」の話題提供者として、「地域の小さな居場所」の活動について紹介してきました。

私は焼津市と本学が結んだ包括連携協定に基づくいくつかの事業のうちのひとつ、「地域の小さな拠点事業」の担当をしています。

4月9日から焼津駅前通り商店街の一角のサテライトキャンパス(しずふく駅キャン)で、「地域の小さな居場所」を開いています。

「まちづくり市民集会」で発表した日は、ちょうどスタートから半年の日。
一年の中間報告の機会、そして多くの方に活動について知っていただく機会となりました。

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「地域の小さな居場所」では、土日を中心に、月に7,8回、地域の皆さまが集まって、気軽なおしゃべり、音楽、絵手紙などを楽しんでいます。

また、絵手紙、石ころアート、陶人形など、地域の皆さまの意欲的な作品を披露する場として、「福祉のアートギャラリー」も開催しています。

半年間で「居場所」を53回開催し、延べ人数で617名(10/6現在の数)の参加がありました。毎週、毎月など、繰り返し参加してくださっている方は、小学生から80代まで、30名程いらっしゃいます。

「居場所」では、「サービスを提供する側―される側」という関係ではなく、参加する皆さまがいろいろな「役割」を担っています。

「居場所」というのは、「自分の役割のある場所」。私はそんなふうに考えています。 また、活動を通して、改めて実感しています。

「あなたはここでとても大事な存在なんですよ(役割がちゃんとあるんですよ)」 「(役割を担ってくださって)どうもありがとうございます」

私は担当者の一人として、そんな気持ちで、「地域の小さな居場所」の参加者の皆さんに接しています。  これからも地域の皆さまと力を合わせて、「ここ(地域の小さな居場所)があってよかった」と思っていただけるような場所を創っていきたいと思います。

(福祉心理学科  安留 孝子)

 

しずふく駅キャンにおける「地域の小さな居場所」の活動

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