教員ブログ

(エッセイ)学生に繰り返し伝えていること 『名前を呼ばれたら 返事をしよう、応(答)えよう!』人と人の関わりをスムーズにするために(そのポイント)

  • 福祉心理学科
  • 2016年11月25日

○人間関係も作用と反作用
 刺激に対しての何らかの反応・変化・行動は生きていること機能している証である。ボタンを押したらブザーが鳴る。アクセルを踏めば車がスタートする。水分食物摂取で生き返る。褒められれば木にも上る。地上でのあれこれは全て刺激や作用とその反作用のバランスによって成り立っている。我々人間社会の生活行動も同様である。
 特に人間という高等動物は、生物としての本能の上に思考や意志の働きがあるので刺激の部分も反作用(防衛反応)の部分も複雑化してくる。その両作用においてアンバランスが生じるとストレス反応が起こる。人間社会でのストレスの多くは人間関係に起因するといっても過言ではない。職場の不仲、学校のいじめ等々の多くの問題はマイナスの人間関係からくるものであろう。

○より良い人間関係の形成
 社会生活する人間は、人間関係の良し悪しで、生活(人生)が大きく変わってしまう。関係性が良ければ3人でも気持ちよく5つ仕事が出来てしまう。然し悪ければ5人でも3つの仕事が回らないし後味も悪い。是非ともプラスの人間関係を形成したいものである。
 より良い人間関係づくりはスマホやパソコンに交信を任せるのでなく、顔と顔を合わせ生の声の行き交いが大切であり、それがベースとなる。その時の表情や態度行動も大きく影響するので笑顔が欲しい。先ず日常の挨拶や会話に心がけ実践することである。それに気持ちが込められていればなお良い。『こんにちは赤ちゃん』の母子関係こそが原点である。
 その意味で私の授業では繰り返し、出席点呼の折りに『必ず返事をするように!』と伝えている。問われたら応えるこれが人間関係形成のスタートである。マナーである。その時の聴き方と話し方が大きな『カギ』となる。そのポイントを紹介し、このエッセイを閉じることとする。

  『愚か者は 口でものう言い 賢き者ものは心でものを言う。』

(福祉心理学科 山城厚生)

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