「五時から男」の夏休み | 静岡福祉大学

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「五時から男」の夏休み

教員ブログ

 私が現役?のワーカー時代、知り合いのワーカーと「ワーカーの質は(午後)五時から何
をするかで決まる」という話をしていました。これはもちろん“職場に残って仕事をする”
という意味ではなく、“やって当たり前の「仕事」以外になにをするか”という話です。
 因みにその友人は、非常勤で複数のワーカー業務をこなし、さらに看護の勉強もしていま
した。私はといえば、SSTをやっている施設や、事業立ち上げをする施設にお邪魔し、色々
な勉強会に参加していた記憶があります。こうした夜や休日の活動が今の自分をつくりあげ
たのだと、今になって思います。
 そうした「五時から男」の下地は学生時代に培われました。学生時代の夏休みは、まさに
そうした自分の可能性や引き出しを広げるチャンスでした。ボランティアや見学、研修会や
イベント参加、友人同士での勉強会、旅行や短期留学など、きっかけは十人十色でしょう。
教員となった今、夏休みは、人間としての幅を広げ一回り大きくなった学生達との再会を心
待ちにする季節となりました。
(福祉心理学科 飛田義幸)

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