「うたごえサロン」で懐かしい歌を楽しみました(11/17) | 静岡福祉大学

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「うたごえサロン」で懐かしい歌を楽しみました(11/17)

教員ブログ

地域交流センターの静福サロンの新しい企画として、「うたごえサロン」を開催しました。
「懐かしい歌を楽しく一緒に歌いましょう」という企画です。

会場は、遠くに富士山を眺めることのできる音楽室(福祉創造館6F)で、ピアニストの丸尾先生(子ども学科)の伴奏で歌いました。

参加者の皆さまは19名。
「歌は好きだけど、なかなか普段、大きな声で気持ち良く歌う機会はないんだよね」「若い頃はカラオケに行ったけど、最近はあまり行かないんだ」という皆さま。今日は思いっきり、歌を楽しむことができたご様子でした。

1時間で、11曲を歌いましたが、そのうち1曲はリクエストで、雨にちなんだ曲でした。「雨、雨、降れ、降れ♪」と歌ったのです。その歌声が空に届いたのか、途中、少し天気が雨模様になりました。

お手伝いで学生も参加してくれて、一緒に歌を楽しむことができました。「合唱なんてとても久しぶりで楽しかったです。知らない歌もあったけれど、1番を聴いたら2番はすぐに歌えました。参加者の皆さんのうれしそうな表情を見て、私もとてもうれしい気持ちになりました。社会福祉士になったら、こういう企画や進行もできるようにならないといけないと思うので、とても良い勉強になりました」という感想もいただきました。

安留20151118

安留20151118②

帰りは皆さまと握手してお別れしましたが、「また次回を楽しみにしているわ」「先生方は出張サロンはやってくださらないの?」「昔の歌を歌える場所ってなかなかないのよね」「私の母は歌が大好き。こういう歌の機会があったらきっと喜ぶわ」「今度はいつやるの?」などとうれしいお言葉を頂戴しました。

皆さまからは「第2回うたごえサロンもぜひ!」というお声を頂戴しましたので、そうした機会が作れるように、丸尾先生や地域交流センターと相談していきたいと思います。

個人的なことになりますが、私は約20年(?)ぶりに、“日本”の素敵なシニアの皆さまとこうして歌を楽しむ機会を得ました。「約20年ぶり」といいますのは、私はかつて、高齢者福祉施設でレクリエーションを担当していた時期があり、その頃もよく歌を楽しむ機会をつくっておりました。今日はその当時のことがいろいろと懐かしく思い起こされました。

大学教員になってからは、なかなか「歌を通しての交流」の機会はなく、あるとすれば、最近は、インドネシアの高齢者による地域保健活動の調査の折に、その高齢者の皆さまから現地語の歌を送られたり、そのお返しに私が日本の「ふるさと」や五輪真弓さんの歌(インドネシアでは知らない人がいないくらい有名な歌「心の友」)を披露したりという程度でした。

社会福祉の現場から離れて、そして大学教員になって随分と時間が経ちました。こうした形で以前の“経験”が役に立つのなら、他の教職員の皆さんと得意分野で力を合わせて、また学生の力も引き出しながら、地域に貢献できるような活動をしていきたいと思っています。

ご参加くださった皆さま、本日は本当にありがとうございました。また「第2回うたごえサロン」をお楽しみに!
(福祉心理学科 安留 孝子)

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