古典舞踊バラタナティヤム | 静岡福祉大学

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古典舞踊バラタナティヤム

教員ブログ

古典舞踊バラタナティヤム」静岡公演を鑑賞して来ました。「バラタナティヤム」は、豊かな
表現、力強いリズム、そして、音楽(表現、メロディ、リズム)の三つを重要な要素とする南イ
ンド、タミルナードゥ州発祥の古典舞踊です。インド8大古典舞踊の中のひとつであり、伝統を
誇り、寺院から発生した祈り・神話の踊りです。
今回は、「ラーマヤナ物語」を踊り語る公演です。1人の舞踊家が目・手・顔の表情を使い分
けて何人もの登場人物を演じ、インド神話の語り部となります。
舞踊家は、インド政府国費留学生として、インドで古典舞踊を学び、2001年インディラ・ガン
ディー・プレヤダルシニ賞(文化功労賞)を受賞した米国カリフォルニア在住で静岡市出身の佐
藤泉さんです。
佐藤さんは、バラタナティヤムを通して平和を祈り、希望に満ちた未来を、子供達に伝え、人と
人をつなげる、心をつなげるお手伝いをしたいと考えています。また、国境や文化のしきりを超
え、希望を分かち合える世界になっていくことを願い活動をしています。
(医療福祉学科 大澤郁美)

大澤2015①

プログラムの舞踊は、「ナタラージャの舞」、「ラーマへの讃歌」、「シータへの讃歌」と「ラー
マヤナ、ティラナ」の4舞踊で構成されています。

大澤2015②-1 大澤2015②-2

「ムドラ」と呼ばれる手や指のジェスチャーです。これによって 怒り、悲しみ、喜び、愛、動物、
神、月、太陽、過去、未来などありとあらゆるものを演じることができ、ストーリーを展開してい
きます。

大澤2015③

今回は参加型で観客の方も、舞台体験をしてラーマヤナのキャラクターになってみました。

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