中国広東省からの見学者に介護機器や教育について説明をおこなう | 静岡福祉大学

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中国広東省からの見学者に介護機器や教育について説明をおこなう

お知らせ

静岡福祉大学産官学連携推進センターからご報告します。7月6日(木)、広東省仙山市中西医結合協会副理事長の李 焱(リ ヤン)様と中国精善医療投資管理(上海)代表の賈 哲(ジャ ジェ)様が、本学の見学にいらっしゃいました。

見学の目的は、日本の介護福祉士養成教育について理解し、実際の教育現場における実習施設などを見学することとのことです。
まず、本学の太田晴康学長より歓迎のご挨拶に続いて、現在の日本における高齢化問題や介護問題についてお話したところ、大変興味をお持ちの様子でした。また、本日のお土産として「鰹柄のトートバッグ」をお渡し、鰹の漁獲高日本一を誇る焼津ならではの図柄とご説明したところ、驚かれると同時に大変喜んでいらっしゃいました。李 焱様からは、中国のきれいな絵の入った額をいただき、相互文化理解の良い機会となりました。

介護実習室内の備品を見学された際も、「どのような機能を果たすのか」「どのような人たちが使うのか」など、専門的な視点からの質問があり、日本の福祉機器の設計が、その利用者に対する細やかな配慮に満ちていることに大変関心されたようです。

介護福祉士以外にも、社会福祉士や健康運動実践指導者、障がい者スポーツ指導員、食生活アドバイザー、福祉住環境コーディネーターなどの資格について興味を持たれ、今回の視察を通じて近い将来、高齢化社会に突入することが確実視される中国における福祉サービスのあり方について考えていらっしゃるようにお見受けしました。

最後に、今後も交流を深めていきたいとのご挨拶とともに帰路につかれました。

(産官学連携推進センター長 木下寿恵)

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左から 木下寿恵、賈 哲様、李 焱様、太田晴康学長、厳森様(同行者)、易 強様(静岡県工業技術研究所研究員、案内兼通訳)

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