お知らせ

『スクールソーシャルワーカー(SSW)拡大学習会』の開催

お知らせ

12月2日土曜日 本学103教室にて、「スクールソーシャルワーカー(SSW)拡大学習会」がシンポジウム形式で行われました。
 本学ではこれまで定例でSSW学習会を実施してきましたが、今回、静岡中央高等学校の先生方からお話を聞くことが出来ました。

学長の太田晴康先生からSSWへの期待が込められたご挨拶から始まり、副学長の山城厚生先生からは、この拡大学習会の趣旨とこれまでの学習会の内容が伝えられました。

20171202_学長
20171202_副学長

シンポジウムでは…
静岡中央高等学校 教頭 石原一義氏から
 『前任校ではSSW・児相(児童相談所)・生保(生活保護)等々の言葉はまったく聞いたこともなく、理解していなかった。今回3年間のSSW導入を実施する際に「問題のある生徒の支援」「退学などの予防」はできないのではと不安であった。
教頭として…
1)教員の意識改革 2)組織を改革する(学校をつくり直す)
生徒の問題を問題とするだけではなく、問題のその向こう側を知ることにつながって、教員の信頼を得ることができた。』とその成果が語られました。
また、静岡中央高等学校 相談室長 鈴木美恵子氏から
 『一担任としてのかかわりからスタートした。教員達が探り探り何を相談するのだろうかと疑問を持っていたが、生徒の方がスーッと入っていき教員への影響を与えていった。また、経験の浅い教員が生徒の相談にいける体制へと変化し、SSW→SC(スクールカウンセラー)→保健室へと、問題を一人で抱えないで済むようになった。』

さらに本学の卒業生である静岡中央高等学校 SSW 五十棲江里氏からは
『SSWとして静岡中央高校へ。それまでは精神保健福祉士として地域支援にあたってきた。
最初は「何をしたらよいのだろう」という不安ばかりだった。生徒の心の悩みは病気であったりメンタルヘルスの問題が大きい。例えば、発達障害においても場に適応出来ない生徒をすぐに精神科へ連れていくのではなく、SSWの見立てやSCの見立て、そしてDr(医師)の見立てを総合させて学校での支援を話し合う役割がある。』と述べられました。

20171202_登壇者

今回のSSW拡大学習会を実施した結果、これから学校にかかわりたいという方や、実際にかかわっている方々が来場し意見交換が活発に行われました。
また、シンポジウム終了後もシンポジストに意見を求めたり、相談をしたりとSSWに関する関心は高いことが明確になったことも事実となった学習会となりました。