猛暑に思う | 静岡福祉大学

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猛暑に思う

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今年の梅雨明けは記録的に早く、その直後からいきなり猛暑となった。気象庁は「夏は高温が予想される」との予報だったが、高温どころか、36~40度の猛暑日が続いた。

自宅のある盆地の山梨は、日中37~39度になっても、夜間は周囲の山からの涼風のおかげで熱帯夜になることは希だったが、今年ばかりは寝苦しかった。日中の熱がこもり、山からの風もない日もあり、「猛暑」を痛切に実感した。単身赴任先の静岡では、日中の気温はグーンと上がらないが、夜間下がらず連日の熱帯夜となる。

この蒸し暑さは慣れるまでかなり辛かった。私は気合いで(体のことも思いやりながらも)猛暑に立ち向かい前半は乗り切ったが、8月下旬、微熱が数日続き、加えて微熱が座骨神経痛を誘発させることとなった。微熱による重だるさに両足の神経痛が続いた4日間は、痛みで夜眠れず、食欲も落ち辛かった。日課のランニングもできず、悪循環に体力と気持ちが落ち込む事態となった。普段、全くの健康体ゆえに、「参った」。

初めて辛い猛暑を経験し、改めて「健康の有り難み」を思い知った。当たり前だと思っていた健康こそ、貴いことと思い知らされた。当たり前の日常生活がどれだけ「有り難い」ことか、肝に銘じる猛暑であった。

(子ども学科 橘田重男)

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