チームK | 静岡福祉大学

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チームK

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「核家族の子育ては、何かと厳しい」そんなことは、いろんなところで議論されているが、当事者として本当にそう思う。

子どもが小学校に入学したことをきかっけに、さらにその厳しさが増してきた。なぜなら、台風や感染症で学校が休校になると、自動的に児童クラブも休所となり、子どもは自宅待機を余儀なくされる。そして、両親が共働きの場合、「さぁ、どうする?」と頭を痛めることになる。保育所では経験しなかった問題だ。

そんな中で発足したのがチームK。親同士プライベートでも付き合いのある三家族で、急な事態には、それぞれの仕事をやりくりして、子どもたちの居場所を提供し合っている。

「今日、午前中はA家が対応可能です。」
「午後から、B家が対応可能です。」
「今から2時間だけ、子どもを預かってもらえませんか?」
「今日、うちの子をどなたか児童クラブからピックアップしてくれませんか?」

いつも、誰かが対応可能なので、急な事態をなんとか乗り切っている。

核家族の子育ては、困難か伴う。でも、だからこそ同じ立場の親同志が協力し合うチームが結成される。子どもの力ってすごいですね。

(子ども学科 上野永子)

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