春、新刊予定‼『学校現場にいたから書けた教師論 教師の一日・一年・授業・教育実習』 | 静岡福祉大学

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春、新刊予定‼『学校現場にいたから書けた教師論 教師の一日・一年・授業・教育実習』

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令和2年 花冷えの頃に向けて

 

実はいま、著書を出そうと最後の段階に入っている。A5版およそ180頁余、ほぼ1年をかけて原稿を書いて来たことになる。タイトルは、

 

『学校現場にいたから書けた教師論 教師の一日・一年・授業・教育実習

-現場のどこを見るか、どう動くか、教師として何をめざしていくか-』 とした。

 

最近は、教職を「ブラック」と揶揄する向きがあるようだが、果たしてそれは本当か?例えば、私の著書の中ではこうである。

 

「…『多忙化』についても、その先に見えて来る子どもとの『達成感』があれば、どうなのだろう?ちょうど山登りに似ていて、頂上の景色に出会うことで、それまでの道中の苦しさは、一気に喜びに換わるというように…。また、この『達成感』を知っているからこそ、その登り途中を『ブラック』とは表現しないのではないだろうか?…」

 

教育の真実は「現場」にある。その「現場」で「見えて来た」もの、「分かった」ことを、教師の一日・一年・授業づくり・教育実習のそれぞれの場面で、具体的に何が現場のポイントとなるのか?28年間の私の現場経験から書ける(書くことのできる)教師の姿をお伝えするものとなる。

これから、学校の先生をめざす人、学校の先生をめざそうか迷っている人、また、すでに現場に入ったけれど、逆に学校の先生で悩んでいる人へ、私なりの「エールを送る」つもりで出版する。(20204月からAmazonで購入できるよう準備中)

 

ぜひ、この著書の中で、その「ブラック」の続きを、そして、著書の中の私との(教師の在り方を巡る)対話を、心待ちにしている。

 

 

【参考/目次より一部抜粋】

3 学校現場「教師の一日」~現場のポイントⅠ~

(1)出勤の服装〈身だしなみを大切に〉、()朝の教務室〈始業前に下準備を整える〉、()始業前の教室〈朝の子どもの様子を確かめる〉、()朝読書〈子どもたちが読む本に注目〉、()朝の会〈教師から明るく演出〉、()全校朝会〈校長講話を受け止める〉、()授業〈授業と向き合わなければならない〉、()休み時間〈〈捨て目〉を使う〉、()給食〈「食う」姿に現れるものを見る〉、(10)掃除〈掃除をする意味〉、(11)帰りの会〈「また明日!」の雰囲気づくり〉、(12)部活動〈土日は家族と過ごせる教師に〉、(13)放課後の教務室〈「机上の整理」が欠かせない〉、(14)帰宅〈その日のストレスを持ち越さない〉

5 学校現場の授業づくり~その日常の表と裏で~

(1)授業は教師の「生命線」、()実績の作り方、()実績の先に待つもの、()学校では授業はつくれない、()「朝型」の生活スタイル、()教材研究はノートづくり、()授業にこだわる理由、()教材研究の落とし穴、()授業の核は「学習課題」、(10)授業づくり

6 学校現場の教育実習~はじめての現場では~

(1)私の教育実習の思い出、()授業準備の前に様子(ホンネ)をつかむ、()黒のスーツより本当のTPOを考える、()組織人としてのわきまえを忘れずに、()スキをつくらず子どもと一緒に動く、()すべての出発点は子どもとどうかかわれるか、()指導案は遅くとも3日前には管理職へ、()教育実習担当として見た教育実習 他

 

                                子ども学科 後藤雅彦

表紙

 

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