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痛み尺~教員ブログ~

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 ある朝、カブトムシの幼虫のような白い便が出た。病院へ行くと、即入院、手術と相成った。胆嚢を摘出すると、パチンコ玉のような石がジャラジャラと20個ほど出てきた。

 入院も手術もはじめてだったので、いろいろな経験をした。中でも印象深いのは「痛み尺」である。身体への負担は、昔の開腹手術と比べれば、なかり楽になっているはずだ。でも、やはり、痛いものは痛い。

 「一番痛いのを10だとすると、今の痛みはどれくらいですか」

ニコニコした看護師さんから尋ねられたが、とっさに返事ができなかった。

 今までで一番痛かった痛みは何だ? 虫歯と頭痛とどちらが痛いのだ? 生爪をはがしたこともあったなぁ・・・。 注射は、あれは3くらいか? いや、2かな? 過去の痛みをぐるぐると思い出しているうちに痛みでいっぱいになり、なんだか、痛いのか痛くないのかわからなくなってしまった。

 いまだにその時の痛みがどれくらいなのかわからない。

 みなさんはいかがでしょうか? ソノイタミ、ドレクライデスカ?

子ども学科 向山 守