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縁の下の舞

教員ブログ

1971(昭和46)年に岩手県雫石町上空で全日空機と自衛隊機が空中衝突した「雫石事故」から今年で47年になります。当時国内最大の航空機事故で犠牲になった162名の内、125名が富士市の方でした。それ以来、雫石町と富士市は両市町の小学生による相互訪問などにより交流が続いています。

今年も7月30日に雫石町にある慰霊の森で慰霊式が行われ、富士市雫石町少年交流事業に参加した小学生36名とともに、保健担当として雫石町を訪ねました。慰霊式には、雫石町長やご遺族、全日空、自衛隊関係者の方々に加え、富士市長、富士市と雫石町の小学生など、あわせて約200名が参列されました。

その場に立ってはじめて気づかされることが、日頃から慰霊の森を陰で支えている方々の存在です。長年にわたり慰霊の森を管理されている高橋アサヨさんは、”慰霊の森を訪れる遺族の方や子どもたちのために“との思いで、日々の掃除や植栽、水やりなどをして慰霊の森をきれいにしてくださっています。また、ボランティアの方たちの力を借りながら慰霊の森の整備もされています。慰霊式当日には、小学生たちに当時の事故の様子や慰霊の森の話をしてくださいました。

*慰霊の森を管理されている高橋アサヨさん*
550段の階段を上った先にあるプランターのお花を目の前にして、高橋さんたちの日々の労力が伝わり、感動と感謝の気持ちがあふれてきました。

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*犠牲者162名分の夢灯り。今年はハート型も……*
「雫石夢灯りの会」代表の小赤澤直子さんのご指導の下、ボランティアの方々が想いを込めて作ってくださいました。今年も温かくお出迎えいただきありがとうございました。

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人の死を悼み、人の命を慈しむ、人の心の温かさに触れたひとときでした。

(健康福祉学科 本多祥子)