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大切な存在をおもう気持ちと、大切におもわれている存在

教員ブログ

少し前になりますが、私の好きな絵本「ちいさなあなたへ(原題Someday)」(主婦の友社)の作者、アリスン・マギーさんが初来日するという話を聞き、413日(土)に日本出版クラブで行われたトークイベントに参加してきました。この絵本は日本では10年以上前の2008年から発売されているのですが、今年の母の日にもNHKのニュースで取り上げられています。

 親の目線からわが子の誕生から成長、巣立ち、老いが表現されている、とてもシンプルなストーリーなのですが、少ない言葉のその行間から子どもへの愛情が溢れています。また、子どもの立場で読むと、自らがあたたかいものに守られていることに気付くことができ、今でも多くの読者の心を揺さぶっているのだと思います。

 イベントでは、アリスン・マギーさんが、英語で朗読をされ(とても優しい声でした)、また、制作秘話などをお話しされました。様々なお話の中で一番印象に残ったのは、「多様性」を尊重することが難しい場面もある自国の現状に触れ、この絵本が日本で大きな反響があったことについて「異なる文化の日本で、このように受け入れられたことに感謝する」と話されたことでした。大切な存在をおもう気持ちと、自分も大切におもわれている存在であることの気付きは、いつの時代でもどの国でも同じであると思いました。

(健康福祉学科 渡辺 央)

写真①
写真②