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何か響くものがあります

教員ブログ

暦も残り僅かです。

私の研究室のカレンダー、11月はこんな風に書いてあります。

 

「ちょっと不便でちょうどいい」

新型コロナウイルスへの危機感で幕を開け、新たな生活様式が提唱され、その結果これまでの「便利さ」が「やや不便」に感じることも出てきました。2020年11月のこの状況を予期したかのような表記を目にして、心に響くものがあります。

授業中に話した内容で「40年前ぐらいかな…? 今でもある大手コンビニエンスストアは営業時間が朝の7時から夜の11時までの設定となっていて、それがそのまま、お店の名前につながっているんだよ」と説明すると、ウソか、冗談か、だじゃれのように受け流して、信じてもらえないことがありました。

当時は7時から23時の営業時間でも大変便利と称賛されて、店名のインパクトと共に、

「さすが、コンビニエンスだ!」と感じていたものでした。それが今では24時間営業が一般的となり、時短営業については賛否が問われるようになりました。

新たな生活様式は「ちょっと不便」なこともあります。しかし、その不便さを柔軟な発想や工夫で補い、考える力を持つことにも繋がるのではないかと思います。

便利さはどこまでも追求したくなるものです。しかしここで少し立ち止まって、ちょっとの不便さを楽しみながら、創意工夫力、時間の使い方、段取り力を養うことも一考であり、もしかしたらそこから、心のゆとり、優雅な趣、風流さなどを感じることもできるのではないかと思います。

私の来年の目標ができました。「ちょっとの不便を楽しむ」とします。

 

健康福祉学科 大久保 功