韓国ケアマネジメント学会に参加しました | 静岡福祉大学

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韓国ケアマネジメント学会に参加しました

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2015年韓国ケアマネジメントの春季学術大会が5月29日に、ソウルサイバー大学で開催
された。1年に2回、開催される学術大会であるが、今年からは学会長になって初めて開か
れる学術大会であるために、特別な感情であった。
現在の韓国社会は①高齢化のスピードが世界で一番早い国である。すなわち、高齢化社会
(Ageing society;高齢者人口の7%)から高齢社会(Aged society;高齢者人口14%)に
移行するのに日本の24年より早い19年しかかからないと予想される。
②少子高齢化による要介護高齢者の増加や女性の経済活動への参加の増加などにより、伝統
的に扶養を担っていた家族の扶養機能が持続的に弱体化されている。③高齢者の社会的入院
による医療費増加による、医療保険などの財政を圧迫する傾向はますます深刻化している。
このような問題を解決するために、2008年から老人長期療養保険(日本の介護保険)を実
施している。しかし、日本のようなケアマネジメント制度は、議論はしたものの様々な理由
で導入されなかった。その結果、老人長期療養保険が実施されて7年になったが、いまだに
国民の信頼を受けていない。
したがって、韓国ケアマネジメント学会はケアマネジメントを法制度化するために、大会
の主題を「地域中心援助サービスの提供とケアマネジメント体系」にし、研究者と実践家が
熱い議論をした。
さらに、本大会にゼミ学生2人が参加し積極的な質問をし、熱い拍手を受けた。
(医療福祉学科、韓国ケアマネジメント学会長: 張昌鎬)

○開会の挨拶
張(開会の挨拶)

○シンポジウム
張(シンポジウム)

○学会の様子
張(学会の様子)

○本校 学生の質問
張(本校 学生の質問) 張(本校学生の質問)

○大会後ソウル市内観光
張(大会後ソウル市内観光)

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