診療情報管理士養成科目“病院実習”の巡回に行ってきました! | 静岡福祉大学

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診療情報管理士養成科目“病院実習”の巡回に行ってきました!

教員ブログ

診療情報管理士養成科目の“病院実習”は、夏休み期間に3週間にわたって実施されます。
今年度は、診療情報管理士を目指す3年生12名が、2名ずつ6病院で実習を行います。実習
期間は病院によって異なり、もっとも早い実習は8月10日からでしたので、すでに実習を
終えた学生もいる一方、8月31日から始まる実習もあり、準備中の学生もいます。そして、
病院実習では、期間中に1度(通常は2週目)、実習担当教員の巡回があります。私の担当
の4名の学生が実習を行う2病院は、ともに8月17日から9月4日までが実習期間ですので、
24日と25日に巡回に行ってきました。以下は教員の巡回報告です。

巡回のときは15分程早めに病院に着くようにしています。待合室の椅子で巡回の資料を
整え、アポイントの時間に受付で実習指導ご担当者に来院を伝えていただきます。ご担当
者とのご挨拶がすんだあと、ちょっとどきどきしながら、まず「学生はいかがでしょうか?」
といつも尋ねてしまいます。今年はどちらの病院でも「元気に頑張っていますよ!」といっ
た内容のお返事をいただき、思わず「そうですか!ありがとうございます。」と一礼。それ
からしばらくご担当者に学生の実習状況を伺います。それぞれの学生の個性にそったお話を
伺うことになりますが、今年はとくに問題もなく、それぞれの学生についてよい傾向のお話
を伺うことができました。挨拶、マナー、説明への理解など、気になる点を重ねて確認しま
したが、きちんとできているようでした。
ご担当者のお話を伺ったあとは、学生との一対一の面談です。実習で一番気になるのは健
康状態です。今年は聞くまでもなかったのですが、全員「良好です。睡眠もとれています。」
と元気な表情で答えが返ってきました。学生の一人は「いつもより早く寝ています。」との
ことで、日頃より規則正しい生活を送っているようでした。また、始めは緊張して困ったこ
ともあったようですが、2週目を迎え、全員「困ったことはない」とのことで、生き生きと
実習に臨んでいました。どの学生も知識不足を痛感し、場面によっては課題を抱えているよ
うでしたが、課題の解決に向けて努力しており、その成果を期待したいと思っています。服
装のせいもあるのか、皆、背筋が伸びて社会人めいて見えました。診療情報管理部門は女性
の多い職場なので、毎年、どの実習先でも学生への細やかなご配慮が感じられ、学生に大き
な力を与えてくださっているように思います。感謝!
しかし、苦言も呈しました。実習日誌の誤字や文章の書き方などです。実習日誌は実習を
振り返る大切な機会であり、次のステップに繋がっていく記録です。実習前の実習指導でも、
日誌の書き方の練習を行い、学生それぞれに留意点を伝え、漢字や言葉遣いについては間違
えのないように辞書の活用を助言しました。ペンで書かなければならないので緊張して間違
えることもあると思いますが、実習日誌を書くことによって言葉に対する気配りを学んでほ
しいと思い、そのようなことを全員に伝えました。
まだ実習の後半が残っています。ご担当者にさらなるご指導をお願いし、それぞれの学生
にとってますます有意義な実習となるように願いながら病院を後にしました。
(医療福祉学科 加藤あけみ)

○3年生の夏休みに病院実習を行います。
加藤(資格取得の流れ)

○1日の実習を終えて開く実習日誌!
加藤(実習日誌)

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