「雪?の足音」 | 静岡福祉大学

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「雪?の足音」

教員ブログ

二十四節気七十二候では小雪の次候「朔風葉を払う(きたかぜこのはをはらう)」といわれる気候の昨今、卒業生の働く施設にSSTをやりに行ってきました。これはそこで出会った某利用者さんと私との会話です。

(私)「いや~、今日は暖かいですね~」
(利)「静岡は暖かいでしょう?」
(私)「そうですね~、東京と違って冬に雪も降りませんしね」
(利)「東京は寒いでしょう?」
(私)「ええ、冷え込みますね~、静岡に来てから、めっきり寒さに弱くなってしまいました(笑)」
(利)「そうですか~ははは(笑)」。

・・・静岡は二十四節気の例外、気候特区の様な気がします。この冬も雪を見ることなくクリスマスや年越しを迎えるのだろうな~と感じつつ、SSTのウオーミングアップでは「クリスマスに何処で何をやりたいか」を参加した皆さんから教えてもらいました。その中では、南半球のオーストラリアで夏のクリスマスを過ごしたいという方もいらっしゃいました。そう、南半球は夏!!オーストラリアではサンタも赤白のコートでなく、赤白の水着を着て家々を回ることになるのです!!(多分)。もちろん、雪の降るホワイトクリスマスを見たい方もいらっしゃいましたが、この温暖な静岡でも南国のクリスマスを過ごしたい方がいらっしゃることに、少し驚いた次第です。

温暖な国でも寒冷な国でも、耳をすませばサンタの(歳の瀬の)足音が聞こえてきていることと思います。さて、今年のクリスマス、そして年末、皆さんは誰とどう過ごされるのでしょうか?たとえ雪は降らずとも、暖かな部屋で仲間や家族とヒュッゲな時間(デンマーク語で「居心地のよい空間や時間」)を過ごすべく楽しみながら準備をしていくことも、この時期の醍醐味だと思います。そこの卒業生も頑張って休暇申請をしていました。え?私ですか?私は2017年に相応しい場所(雲取山は標高2017mです)でヒュッゲリなひと時を過ごせたらいいな~と思っている次第です(笑)。

(福祉心理学科 飛田義幸)

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