焼津市の未来を語ろう | 静岡福祉大学

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焼津市の未来を語ろう

教員ブログ

 1030日(水)に「焼津市の未来を語ろう~第1回焼津市民と静福学生との意見交換会~」を実施しました。

 場所は焼津駅前サテライト駅キャンパスにて、18時から1930分までの90分間でした。参加者は学生4名、焼津市民2名、私の合計7名でした。

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 そもそもこの企画を行った理由は、大学のある焼津市ではどのようなことが課題になっていて、それに対して学生たちにできることはないか、市民と一緒に考えていきたいという思いからでした。

 今回が初めての試みでしたので、私も参加者がどのくらいになるか等、緊張しましたが、1回目を無事に終えることができました。

 

 今回のテーマは「認知症」についてでした。

 認知症の人を地域でどう支えていけばいいのか、焼津市民の方からこれまでの取組を教えていただき、学生たちがいろいろな意見を出し合っていきました。認知症の予防の話から多世代交流の場を作るためにはどうしたらいいか、まで話が発展していきました。

 そして子どもから高齢者までが参加したくなる居場所にするためには、について意見を出し合い、「将棋やボッチャなど、真剣勝負の場所を作れば世代を超えて参加するのではないか」「ポケモンGOなどのゲームは世代を超えて楽しんでいるので、それを一緒に行うのはどうか」「景色が良い場所等を学生たちが魅力を発信し伝えていくことで、多くの人が興味を持つのではないか」等、私が考えていなかった意見がさまざま出てきました。改めて学生たちの力を感じると共に、市民と机を会わせて話し合うことで、さまざまなアイディアも出てくるものだ、と実感しました。

 最初から最後まで話が途切れる間もなく、参加者が皆さまざまな意見を出し合ったので、90分間があっという間に過ぎてしまい、時間が足りないと感じるほどでした。

 今回は焼津市で行っている認知症対策の取組を知って、何ができるかを自由に出し合って終わりましたが、次回以降は具体的にどうしたら実現できるかまで踏み込んで議論していきたいと思います。

 第2回目は1218日(水)18時から、今回と同じく焼津駅前サテライト駅キャンパスにて行う予定になっています。

 引き続き認知症をテーマにして未来を語り合っていきたいと思います。皆さんも興味がありましたら是非、ご参加ください。

 

 福祉心理学科 楢木博之

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