2021年ボランティア初め | 静岡福祉大学

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2021年ボランティア初め

教員ブログ

新年あけましておめでとうございます。

2020年はどのような年でしたでしょうか?
おそらくコロナ禍に振り回された一年だったと思います。本学も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、年度初めから約2か月間、在宅授業を実施しました。4月は、出会いの時期でもあり、特に1年生にとっては孤独感が強く、顔の見えない状況のなかでの授業はとても不安が大きかったのではないでしょうか。楽しみにしていた新たな友人との出会い、サークル活動など、様々なことが制限されている状況のなかにあっても頑張り続けた自分をほめてあげてくださいね。

しずふくでの学生生活の楽しみといえば、ボランティアがあります。しかし、ボランティアも感染症対策の一環で今までと同じような活動を展開することができない状況が続いています。そこで、本日は、活動が制限されているなかでもできるボランティアを紹介します。
「幸せの黄色いレシート」https://www.aeon.info/sustainability/social/yellow/

イオンのコーポレート・サステナビリティ(企業の環境・社会・経済に与える影響を考慮した長期的な企業戦略)であり、毎月11日に買いものをすると黄色いレシートが渡され、地域のボランティア団体名が書かれた店内備え付けのBOXに投函することで、レシート合計の1%分の品物をイオンが各団体に寄贈する取り組みです。私が運営に携わっている「精神保健福祉ボランティアととろ」(精神障がい者への理解を深めると共に地域で生活する障がい者の身近な支え手として、差別や偏見のない地域社会を目指すことを目的にサロンの運営などを実施)も団体登録をしており、1/11に2021年ボランティア初めをしてきました。

生きづらい世の中のため、つい足元ばかり見てしまうことが多いですが、顔を上げて少し視野を広げてみる自分にできることがたくさんあることに気づけるはずです。
私たち(皆さんも含む)は社会の担い手の1人です。一人ひとりにできることは小さなことからも知れませんが、今の環境でもできること、今の環境だからこそできることに関心を寄せて取り組むことは、生きやすい社会につながっていくと思います。

皆さんはどのようなことができそうですか?ちょっと立ち止まって世の中のことを考えてもらえると幸いです。

2021年が皆さんにとって実りの多い一年になることを心から願っています。

                  福祉心理学科    鶉 領太郎

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