楢木ゼミで地域活動 | 静岡福祉大学

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楢木ゼミで地域活動

教員ブログ

 楢木ゼミでは焼津市、藤枝市と連携する事業に参画し、活動を行っています。どのような活動を行っているか、紹介していきます。焼津市の活動では、3年生が「ディスカバリーパーク焼津の総合的バリアフリー化」、4年生が「障害福祉のPR及び人材確保事業」を行っています。藤枝市の活動では、3年生が地域政策研究・創生事業として助成金をいただき「情報ユニバーサルデザインに関する研究」を行っています。それぞれの活動を簡単に紹介します。

 3年生が行っている「ディスカバリーパーク焼津の総合的バリアフリー化」は、プラネタリウムがバリアフリーに対応した施設になれるようソフト面またはハード面においてどのような課題があるのか明らかにし、その解決策を学生が提言していくことを目的としています。先日、1回目の視察を行ってきました。12月には2回目の視察を行う予定です。

 

 

 3年生は「情報ユニバーサルデザインに関する研究」も行っています。情報ユニバーサルデザインとは、あらゆる人たちが必要な情報を得やすくすること、になります。子どもから高齢者、外国人の方など、誰もが必要な情報を得るためにどうしていくかを研究し、藤枝市に提言を行っていく予定です。これまでは主に文献研究を進めてきましたが、今後はあらゆる人が情報を得やすい環境にある観光地を視察する予定になっています。

 

 

 4年生が行っている「障害福祉のPR及び人材確保事業」は、昨年度から引き続き実施しています。障害者福祉施設等で働く人材を確保していくことが焼津市の課題になっており、学生たちがその仕事の魅力を伝えていくPR誌を作成することになっています。昨年度は現在勤めている専門職の方にインタビューを行い、仕事の魅力について話を伺いました。本年度は専門職が1日どのような業務を行っているか取材を行い、PR誌としてまとめていく予定です。

 

 

 これらの活動をとおして、学生たちが福祉専門職や行政の方、地域の方々と直接お会いして話を聞く機会が多くあります。この体験が、学生たちのキャリアアップに繋がっていると感じています。詳細の活動報告は、引き続き教員ブログで紹介していきます。

福祉心理学科 楢木 博之

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