ささやかなたのしみ | 静岡福祉大学

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ささやかなたのしみ

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 7月からレジ袋が有料化されました。私はこれまでも、スーパーやドラッグストアで買いものをするときにはエコバッグを持参するようにしていたので、生活に大きな変化はないと考えていました。しかし先日、なじみのパン屋さんで「本日からレジ袋が有料となりますが、いかがなさいますか」と尋ねられ、思っていた以上に、日々の生活にエコバッグが登場する機会が増えました。

 今まで私が使用していたエコバッグは、あるスーパーの会員になった際に無料でいただいたもので、あまり思い入れはありませんでした(もちろんとても便利で助かりましたが)。うっかりひどい油汚れをつけてしまったこともあり、この機会にエコバッグを新調することにしました。そして選んだのがこちらです。

 

 

 私が小学4年生のころ、ポケモンが発売されました。ゲームボーイ版の赤と緑です。私が緑を、ひとつ上の兄が赤を買ってもらい、数年後に青を買ってもらった妹もいっしょに、当時はみんなで夢中になって遊びました。私はひとつのものに没頭しすぎるきらいがあり、いつもは自制心を働かせているのですが、新コロナウイルスの影響もあってポケモン熱に再度火がつきました。初代ポケモンのぬいぐるみが研究室にひとつまたひとつと増え、その流れで今回のエコバッグもポケモンを選ぶことになりました(世代も性別も関係なく、多くのひとに愛されるポケモンの魅力も語りたいところですが、ここではやめておきます)。

 注文した直後は「またやってしまった」と思いましたが、買い物に行くたびにエコバッグを出すのがうれしく、お店のひとから「かわいいバッグですね」と声をかけられることも増えました。そういうときは足取りも軽やかになります。日々の生活にささやかなたのしみをもつことは、ささやかだからこそ、やさしい気もちになるのだと感じています。

子ども学科 山下紗織

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