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12月9日は「障害者の日」

教員ブログ

 みなさんのご自宅のトイレには、温水洗浄機能がついていますか。
 電車に乗るときに、エレベーターを利用することはありますか。

 

 温水洗浄機能付き便座も駅のエレベーターも、私たちの日常生活の中にすっかり溶け込んでいます。しかし、いずれも元々は障がいを持っている人たちのためのものでした。駅のエレベーターが設置されて最初に利用した人は、ベビーカーを押したお母さんだったといいます。「障がいを持っている人たちのために」と開発されたものが、実はその他の人たちにとっても役に立つことが多いのです。

 いま日本は超高齢社会となり、介護が必要な高齢者も増えつつあります。高齢者介護への意識は根付きつつあるように感じます。しかし、介護が必要な人たちは、高齢者だけでしょうか。なぜか「障がい児者」という「0歳から64歳までの障がいを持っている人たち」のことには、あまり目を向けてはいただけていないように感じています。

 

 129日は「障害者の日」、1239日は「障害者週間」です。この機会に、みなさんの身近にいる障がいを持っている人たちのことを考えてみませんか。

 街中で困っていそうな人を見かけたら、勇気を出して「何かお手伝いすることはありますか」とお声を掛けてみてください。あなたの一声でその人の不安が少し軽くなり、その人がまた一つ踏み出す勇気を持つことができるかもしれません。そんな小さな気づきと行動の積み重ねが、私たちの暮らしをよりよいものへと変えていくのだと、私は信じています。

 

健康福祉学科 木下 寿恵